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pelikan ニッキ

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2007年 02月 28日

膝が笑いました

膝が笑いました_e0010654_17371049.jpg捨身ケ岳ほどの勾配を体験したことが無いと書いて、思い出したのだけど、
昨年5月に行った北京で(旅日記は途中で終わったのだけど)
3日目に行った、万里の長城。そういえばココもしんどかった。
写真でみる万里の長城はゆるやか~なスロープが、
龍が如く尾根に横たわるイメージだったけど、実際にいってみて、
実は坂道もあれば、階段も段差の高さがマチマチ、且つ、かなりの勾配であることが判明。
最初は雄大な景色と、「あの万里の長城にわたしはいるのだ。ジ~~ン」という感慨で一杯だったけど、
後半は、ゼエゼエ言いながら登った記憶が。でもって、翌日は筋肉痛・・。
おそらく誰もが抱く感想だろうけど、よくもまあこんなものを造ったよなあ。

膝が笑いました_e0010654_17371198.jpg私が登ったところは途中まで、子供向けのコースターようなものでトットットットと登っていき、
帰りはまたそれに乗って、レレレレレレレレーーと降りてくるのだけど、
大丈夫なの?と心配になるような代物だったので、スリル満点。
長城の上で「登頂証明」を発行して売っていたり、記念写真を撮って、
その場でプリンターでプリントアウトしてくれたり、
はたまた掛け軸を売っていたりと、(ということは、彼らはそれらを持ってあの坂道を上がってくる、ということだろうか)
中国人の商魂のたくましさを感じた場所でもありました。
万里の長城へのツアーは現地でガイドブックを見て申し込んだもので、
私たちに、ガイド・ドライバーの4人編成。
案の定、翡翠の工場や七宝焼きの工場へ連れて行かれ
(断るにも、万里の長城への開門前の時間調整だったり、お昼の場所と一緒になっていたり。オマイラ 上手すぎるよ)、
面倒くさいなーと思いながらも、行ったら行ったで、突っ込みどころ満載の品々や、
製品になるまでの過程に感心したり、意外と楽しかった。
捨身ケ岳は今回で最後かもしれないけれど、
万里の長城は夕焼けに染まる時間にまた訪れてみたいなあと思ったしだいであります。

by suomit | 2007-02-28 17:37 | travel


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