2006年 08月 30日
岡本太郎の明日の神話の展示が明日までだった、とお昼に気がつき、 早速会社帰り汐留へ。 行こうと思い立ってから、なんだかドキドキ。 昔、土曜日の昼下がり美術館でのんびりと洒落こもうかしらーと、 向ヶ丘遊園の岡本太郎美術館へ。 洒落こむどころか、美術館から出た時へたへたと座り込んでしまうほど、 作品の「気」にやられた事を思い出します。 さて、どんな壁画が待っているのでしょう。 その大きさに圧倒。メキシコのホテルのロビーの壁画の為に描かれたというけれど。 (どんだけでかいホテルだよ!) 結局そのホテルは完成する事無く、そのドタバタの中でいろんなところを点々とし、 メキシコの資材置き場でぼろぼろの状態で発見されたのだそうです。 修復に尽力された奥様の岡本敏子さんは残念ながらお亡くなりになりましたが、 絵と対面する位置におかれた、満面の笑みの写真に胸熱くなりました。 壁画は原爆を題材に描かれたそうですが、 そのなかでも焼かれた人々は踊っているように、骸骨は笑っているように見える。 これは人間はいかなる困難な立場におかれても それを乗り越えられるのだという、岡本太郎のメッセージなのだそうです。 今日は良い寄り道しちゃったな。
by suomit
| 2006-08-30 23:10
| memo
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